Fフォークのオイル漏れを
突貫で修理してもらった翌日
シゲちゃんと試運転をかねて
猪名川周辺へ散策にやってまいりました。

とくにルート予定もなく、シゲちゃんに先導おまかせ。
道の駅「いながわ」をスタートして
野所長谷線からノンストップでしいたけ広場へ・・・

この日もいつものようにアクションカメラを
装着していったのですが、
どうもSDカードをうまく認識してくれず、
撮影できませんでした~

こういうのは今回で3回目。
いままで普通に使えていたものが
突然ダメになるので非常に困る。
SDカードもスピードの速いエエのん差しているんやけどな~
大陸製の激安カメラはやっぱりアカンのか?

というこどで今回は動画なしで
写真もほとんどありません。
近場チョロチョロということで
「ブログ記事にならなくてもいいか」
と思い支線探索を楽しんでおりました。
まさか、このあとエライ目にあうとは思いもしなかった・・・
後半は文字ばっかりとなってしまいますが、
ひさしぶりにこういう記事もお楽しみくださいマセ~

こちらは「しいたけの広場」を
さらに奥に進んだところから
分岐している支線の森の中
ほとんどシングルトラックなんですけど
視界が割といいのでけっこう楽しい。
草ボウボウで行く先の見えない林道はツライからね~
この路線、ほぼ一本道ですが、
何ヶ所か分岐があります。
私は初めて来たエリアなので
一度来たことがあるというシゲちゃんについていくだけ、
先に進めば「しいたけの広場」に戻ると
シゲちゃんの記憶を頼りに、
急な下り坂も何も考えずに降りてゆきます~
しかし、最後で
「道を間違えた」
と。
えっ?
な、なんですと~

この急坂登れる?
まずはシゲちゃんがトライ!
ブオン、ブオン、ブオン、ブオン
ブオオオオオオオーーーーン!
ドスン!

七分目ぐらいのところでマクレちゃいました。
しかも階段状になっているところで背中を強打。
イヤイヤイヤイヤ・・・
そんなん観た後にアクセル開けてよう登らんよ~
私もトライしてみますが、ビビッて途中で失速
そして転倒、バイクはその場にとどまったが
自身は右側の崖を転げ落ちる・・・ゴロンゴロン
まあ、転倒するかもと予想してたのでケガはありませんでした。
とりあえず、持参している10メートルのロープで
1人が引っ張ってもう一人がエンジンかけて押すことに・・・

しかし、タイヤが空回りして全然その場から動かない。
むしろ下にズルズル下がっていきよるよ~


実は少し前にタイヤ交換している。
シンコーの「520」というヤツだ。
CRF250xに乗るTナカさんに譲ってもらったタイヤで、
山はまだまだあるのですが、メチャメチャ硬い!
それでもパンパンのスピードが出せる路面では
大丈夫とのことでしたが
こういう粘土質の路面になると
全然、食いついてくれない~

この場面に遭遇してTナカさんが別の軟らかいタイヤに
履き替えた理由がよ~く判った。
ふ~~~っ
「む、無理っす~」
1時間ぐらい格闘したでしょうか。
ふたりとも体力限界になって、
このまま、どんなに引っ張っても上げれないと判断
このとき時刻は午後2時半
とりあえず、バイクはこのまま置き去りにして、
「支線入口まで歩いて誰かにヘルプを頼もう」
とトコトコ歩いて戻ります。
バイクでは、なんでもない道が
歩くとなるとアップダウンがキツくてしんどいね~
1時間ほど歩いてまだ支線入口にたどり着きません。
しかもこのルート、本線ではないので誰も通らない。
しばらくしてやっと、スマホのアンテナが立って
外部に連絡が取れるよになりました。
そこで毎週のようにいながわエリアに走りに来ている
mamakoさんに「ヘルプ~」と連絡。
マシンガンスネークさんとも直接通話できて
この日このままバイク脱出できなければ
翌(日曜日)の昼間に救出手伝ってもらうようにお願いしました。
相棒のシゲちゃんもここを庭のように走ってるサ○キさんと
連絡とれて合流できそうとのこと。
そこでバイクの位置を確認するためにまた
置き去りにした地点まで歩いて戻ることに・・・
さらに1時間かけて戻り、ヘロヘロになった。
飲み物もあとわずか。
暗くなる前に森をぬけだせるのか?
と不安になるが、
(道を間違えてここに突入した責任を感じブルーになっている)
シゲちゃんにはそんな素振りは見せないようにした。
そんななか、サ○キさんが近くまで来てくれたらしく
シゲちゃんが迎えに行った。
しかし、サ○キさんはまだ仕事が残っていて
すぐに戻らなければならないそうで、
タイダウンと滑車をシゲちゃんに託すので
それでなんとか脱出チャレンジしてみてくれとのこと。
(仕事中こんな山奥まで来ていただいて申し訳ない)
ブオンブオン!
「おっ、何だ?」
そうこうしている内に遠くの方で
バイクの音がする。
しかもだんだん音は大きくなって
明らかに誰かがこちらの近くまで来ている
「これを逃してはいけない」
音のなる方向に猛ダッシュしてみると
とんでもないボコボコの急坂を登ってくる2台のマシンが・・・
救世主現る!
たまたま通りがかったというこの二人組の方に
「スタックしたので助けてもらえませんか?」
と頼んでみました。
すると快く引き受けてくださって、
現場に案内しょうとしたところへ
シゲちゃんがサ○キさんを連れてちょうど帰ってきた。
「あっ、ス○キさん!」
「サ○キさん!」
みんな知り合いという
オフロード業界狭いあるある(笑)
このス○キさんに現場を見てもらうと
「代走でいけると思うわ」
と私のXRにまたがって助走をとりだした!
そして次の瞬間、アクセル全開で一気に駆け上がり
あっさり登頂成功!
ス○キさん曰く
「タイヤがグリップするところとスリップするギリギリのところ使って登りきる」
んだそうです。
いや、そんなん所有者の私でもよくわかりませんヨ。
その後、シゲちゃんのセローも当然一発クリア!
こっちはタイヤ(ツーリスト)が
喰いつくのでマクレないようにフロントを
押さえながら(ウイリー状態で)
「アクセル調整して登った」
んだって~
すごいわ~
バイクは腕だね~
シゲちゃんと感謝感激でお礼をいって、
このあと、いながわまで一緒に走ってもらい、
午後6時、道の駅前のローソンに到着

いやぁ、助かりました!
この日の脱出はなかばあきらめかけていたので
自走して帰ってこれるとは思っていなかった。
ありがとうございました。
ランキング
ポチッ

いつもご協力ありがとうございま~す。^^)/
これからはもう少し慎重に進む道をセレクトしないといけませんね。
もしくは、どこでも走れる腕を磨くか。
それは無理(笑)
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マシンガンスネーク そこ連れてって下さい~(^^)
マシンガンスネークさん こんばんは~
まんと > そこ連れてって下さい~(^^)
結局こちらのエリアどのルートもピストンのようです。
いながわみたいなガレガレのところはないので
マシンの損傷やケガの不安が少ないので
私としては楽しいです。
ぜひ、今度探索しましょう~
苦楽園4号の影響 いやはや、まるで白馬の王子か騎兵隊の援軍が到着したようですね!
乗り慣れない他人のバイクで、即座に限界を引き出せるとはカッコ良すぎます。
それにそんな状況の中でも、相棒を気遣いできるまんとさんもさすが❗️
登場人物みんなが大人の対応ですね。
動画は無くても、すごく読み応えのある記事でした👍👍👍
苦楽園4号さん こんばんは~
まんと > いやはや、まるで白馬の王子か騎兵隊の援軍が到着したようですね!
> 乗り慣れない他人のバイクで、即座に限界を引き出せるとはカッコ良すぎます。
>
> それにそんな状況の中でも、相棒を気遣いできるまんとさんもさすが❗️
> 登場人物みんなが大人の対応ですね。
> 動画は無くても、すごく読み応えのある記事でした👍👍👍
いや~スタックしてから2時間、もうあきらめていたころに
バイクの音が聞こえてきたときはマサカと思いましたし、
自分のマシンがあっさり急坂登ったときはさらにビックリ!
こういうこともあるんですね~幸運でした。
この日の相方のシゲちゃんは私の半分の年齢なので
お互いの得手不得手の部分が正反対でちょうどいい
関係を築けて楽しめているのがヨカッタです。
ゲロツーでは私は足手まといになっていると思いますが(笑)
かめはめは 写真でみると傾斜がゆるく見えるものですが、
階段を見るとそのきつさがわかります。
我々オフローダーにとって
こういう状況はいつ起こっても不思議ではないですものね。
幸運でしたね。無事帰還できて本当に良かったです。
mamako こんにちは。
エライとこおりて行きはったんですね(´д`|||)
あの角度なんとなく想像できます(^^;
救世主さまさまですね。無事に帰還されて良かったです(^^)
私も気ぃつけよ~💦
かめはめはさん こんばんは~
まんと > 写真でみると傾斜がゆるく見えるものですが、
> 階段を見るとそのきつさがわかります。
> 我々オフローダーにとって
> こういう状況はいつ起こっても不思議ではないですものね。
> 幸運でしたね。無事帰還できて本当に良かったです。
斜面は下の方の斜度はそうでもないのですが
最上部あたりがちょっと急でそこで失速したら
ひっくり返ってしまうので思っていたより難しかったです。
こういうケースはいろんな場面を経験されていると
身体がスピードや荷重具合を覚えているので
登りきれるのでしょうね~
なかなか奥深いですね~
助けていただいた方々も普段ほ
とんど走らないルートだったそうで運がよかったです。
mamakoさん こんばんは~
まんと > こんにちは。
> エライとこおりて行きはったんですね(´д`|||)
> あの角度なんとなく想像できます(^^;
> 救世主さまさまですね。無事に帰還されて良かったです(^^)
> 私も気ぃつけよ~💦
その節はお世話になりました。
すぐに助けに行きますよと返事もらったときは
非常に心強かったです。ありがとうございました。
あの斜面、降りるときもまあまあ怖かったのですが
まさかそこを登ることになるとは全く頭になかったです。
これからはもう少し慎重に走らなければと思いました。
この時の相棒のシゲちゃんはあれから毎週ス○キさんの元で
修行しているようです。
今度は彼に代走してもらえるかな(笑)
承認待ちコメント
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